2009年10月22日

発音の話

少し前に「南の島」のお話をしましたが、
それに関連して、今日は発音の話をしようかなと思います。

以前勤めていた英会話学校で、
「フォニックスで学ぶ発音」というクラスを持っていました。

以前この「フォニックス」については何度か書いていますが、
これは、英語圏の人たちが初めて綴りと音との関係を学ぶ時に
広く用いられている教育方法です。
小学校ではじめて綴りを習うとき(ひらがなを習うように)
先生たちが用いている方法です。

これを知っているととっても便利。
でも、発音を発音記号でしか教えられない頭の固い先生たちはこぞって、
「英語圏の人に教える方法を日本人がわかるわけない」
「子供に教えている方法で大人が教えられるわけない」
など、いろいろな厳しい(笑)ご意見をいただきました。

でも、私はぜ〜〜んぜん平気。
だってそんなこといったって断然便利」なんだもん!

これを知っていることで得したことはあっても
損したことはありません!

しかもこれ、何年も学ぶ必要ない。
スペリングと音には関係があると知り、
そのルールをいくつか覚えることで、
もちろん応用もききますし、いちいち辞書で発音記号を
確かめる必要もない。

第一ネイティブスピーカーの多くは、
発音記号自体を知らなかったり、逆にどうやって読むのか
わからない人も多いんですよ。

じゃあなんで読めるのか。
その秘密がこれです! 
スペリングと音との関係を知っているので、
知らない単語がでてきても、発音が推測できるようになるのです。

以前子供たちを教えていた時も、
積極的にフォニックスを楽しく教えて大変効果がありました。
子どもたちは「水泳」や「自転車のり」を覚えるように
自然にこれを身に着けていきました。で、一度身についたら一生もの。

中学・高校へいって、
たくさんの単語が出てきても、他のクラスメートのように
"take"を“タケ”などとカタカナで書いておかなくても
普通に読めるので、
「あの楽しく遊んでいるようだったものが、あとでこんなに役に立つ
なんて思わなかったー」
と、遊びに来る子供たちが口々に言うのもうなづけます。

で、また「南の島」に行ってみましょう。
マーケットにいって一生懸命何かを言ってみるけれど
わかってもらえない。
書いたものを見せるとわかる。
「あー、発音が違うんだ」
さあ、どうしますか?

だからといって、1つ1つの単語の発音をいちいち覚えていくのでは、
一生かかっても無理。
そこで、何かのルールがないかって探しませんか?


例えば、
"know" を最初 "k"も発音していたとしましょう。
どうも通じない!
良く聞いてみると、"k"は発音していないようだ。
"knee" も同じ。でも、"kind"は違う。
ということは、"kn"という綴りの時は、"k"は発音されないんだー。
という結論になり、次からは"knob"も"knock"もなんなく
発音できるようになるわけです。

これらのルールは自分で見つけ出さなくても、
すでに言語学者の人たちが見つけてくれているので、
もっと簡単!

わたしは困っていないという人、
これらのペアを正しく発音仕分けることができますか?

low-law
worm-warm
work-walk
called-cold







posted by Karry at 10:21| Comment(2) | フォニックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

発音攻略法その1−子音ー

英語の発音を攻略するにあたって、
フォニックスを指導する際に最初に教えるのは、
「子音」です。

これが日本人の私たちにとってはとっても難しい。
なぜなら、「子音」というものが日本語には存在しないからです。
「あかさたな」を言ってみてください。
必ずそれぞれの音に母音がくっついているのがわかりますか?

つまり「アイ アム〜...」
とか、「バット〜 ディスウ イズウ〜」
などと日本語と同じように発音してしまう人が出てきてしまうのはこのせいです。
こういう発音をしている人は、リエゾンはまず無理。
なぜなら、「子音」で終わって次の音が「母音」で始まっているもの
があわさって、つながって聞こえるのに、
もうすでにその子音にいらない母音がくっついていたらつなげることできませんよね。

英語にはこの母音がつかない音があるということを意識することが
第一歩。

この「子音」をマスターすることで、
リエゾン(音のつながり)もできるようになります。

さて、この子音には「有声音」と「無声音」の2種類あります。
「有声音」とは、声帯が振動する音。
首に手を当てて、"b" の音を発してみてください。
(ちなみに、"ビー”と言った人、それは、音ではなく、アルファベットの名前です。)
声帯が震えるのがわかりましたか?

これに対して「無声音」は、肺からの呼気が喉頭 を通る時に喉頭上部にある声帯を震動させずそのまま通り抜けて出る音です。
 "t" "p" "k" "s" などがこれにあたります。

意外とこの一つ一つの音がわからないという人たくさんいるんですよね。
単語の発音は、これらの音の足し算でできているんですが、
学校で、「ディー オウ ジー」は「ドッグ」
のように教えるので、この仕組みがわからず、ただ丸暗記するしかない
と思い込まされているのです。
でも実際は、

[d] + [ɔ] + [g] という音が組み合わさって、[ dɔg ]という発音になっています。

他にもたとえば、
rain = [r] + [ei] + [n] という3つの音から成り立っています。
これは、
ai という2重母音が、最初の母音を長母音読みするというルールがあるから[ei]になっているわけです。

chain, train, brain, drain などもこの[ei]の音がありますよね。

The point is,
単語を見た時に、文字ではなく音で分けることができて、
その音が正しく出せれば完璧です!

アルファベット表をみて、1つ1つの音を練習しましょう。
「エー、ビー、シー、ディー。。。」
といっているあなた、それは「その文字の名前」です。
音ではありませんよ。


ENGLISH ARTWORK英会話教室
http://englishartwork.jp











posted by Karry at 01:24| Comment(2) | フォニックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

英語の発音をよくするには −発音矯正−

発音で悩んでいる人って実はたくさんいらっしゃるんですよね。
これこそ自学はなかなか難しいバッド(下向き矢印)

一概に発音が悪いといっても人それぞれ原因はいろいろです霧

1つ1つの音が正しく発音されていないのか、
音のつながりができていないのか、
リズムが英語のリズムになっていない、あるいは、
イントネーションがおかしいために日本語英語に聞こえてしまうのか、

いずれにしろ、まず原因を探る事が第一歩ですexclamation

では、どうやって原因を探ればいいのでしょうか目

残念ながら自分ではなかなか見つけることは難しいですねーバッド(下向き矢印)

発音専門の学校に通えばいいのでしょうか?

答えはNOですexclamation 英語講師としての私の経験上言えるのは、そこだけを特化して学んでも実際の会話できちんと生かされているのかというところまでチェックしなければ、知識として学ぶだけで、実践には結びつきませんるんるん

英語は総合的に学ぶべきです。そういう学校を選ぶのがベスト。
そして、その中に個人レベルの発音指導がきちんと組み込まれているかをチェックしてみてくださいかわいい
ちょっと気づいたら直してくれるというレベルではなく、誰か発音指導したことがある人に分析してもらうことです。
しかもその弱点の直し方がきちんと指導できる人にぴかぴか(新しい)

この意味では、ネイティブの先生が必ずしも適しているとはかぎりませんたらーっ(汗)
私たちが、日本語の発音ができない外国人の人にどうやってその音がだせるのか、口の形から下の動きまで指導できるかというと疑問ですよね。なぜならものごごろついたときからその音が出せてしまっているからあせあせ(飛び散る汗)

ぴかぴか(新しい)ENGLISH ARTWORK英会話教室では、自らも日本人として英語の発音を習得したバイリンガルの講師が、おひとりおひとりの弱点を分析し、適切なアドバイスをさせていただくことによって、正しくしかも通じる発音を身につけていただけますぴかぴか(新しい)

学校名 ENGLISH ARTWORK英会話教室 ビル
住所  渋谷区恵比寿西 2-17-4 イースト代官山3F
TEL&FAX 03(3780)1514

f0055087_0205383.jpg

ただ今、入学相談会開催中かわいい
8月24日(日)には
オープンスクールを予定しています。

お問い合わせは、下記までお願いします。
 http//englishartwork.jp

 




posted by Karry at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | フォニックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

フォニックスについて

今日は、フォニックスを学んだらどういういい事があるのかを、書いてみようと思います。

まず、なんとなく怪しかった発音が自信を持って発音できる。
   記憶力に頼るしかなかったスペリングが推測できる。
   単語と単語のリンクがスムーズにいくようになる。
   
 われわれ日本人にとって難しいのは、子音の発音です。
特に、終わりに来る音。この音をしっかりとマスターしておかないと、よけいな「ウ」という音が入ったりして、リンクがスムーズにいきません。
 そのためにも、1つ1つの音を正確に発音できるということが大事なのです。

 それから、口の開け方、舌の使い方もおおいに関係しています。これは、日本語を話す時とは違うので、使う筋肉も違ってきます。
フォニックスを習い始めた人が、
 「口の周りの筋肉が疲れた。こんなに動かさなきゃいけないと思っていなかった。」
というのもうなずけます。

 文字と音の結びつき、そしてその音の出し方を正確に覚えることで、今までどうやって直したらよいかわからなかった発音の欠点を直すことが出来ます。

 例えば、
  woke - work - walk
この3つを正確に発音し分けられますか?

フォニックスを学ぶと、それぞれの単語がいくつの音から成り立っているかがすぐにわかります。そして、そのそれぞれの音を正確に発音することができますから、この3つが全く違う発音だということがわかりますし、発音し分けることも簡単です。ということは、リスニングもよくなるというわけです。音を聞くと、どんなスペリングかを推測することができますから。

単語単語で発音を覚えたり、出てきた文で発音を練習しても、応用がきかないのは、この基礎ができていないためだと思われます。

まず、場当たり式ではなく、基礎を勉強する方が近道になると思います。 
posted by Karry at 14:25| Comment(5) | TrackBack(0) | フォニックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

フォニックスって何?

 さて、今日はフォニックスについてちょっと触れてみたいと思います。
みなさんインテンシブなどで、なぜCDできくのと自分の発音は違うんだろうと思っている人きっとたくさんいますよね。

もちろん、イントネーションやリズムを学ぶことで英語らしい言い方になることはあるでしょう。でも基本はあくまでも1つ1つの音の正しさだとおもうんです。それを学んだ後で、次のステップに進んだ方が結局は早道になると思います。

 特にインテンシブをやっていて思うのですが、
 初級の人はもちろん必要ですが、中級以上の人もいくつかの音で苦労している人や、正しく発音できていると思っていても明らかに音が違っている人を多くみかけます。 

 たとえば、語と語をリンクさせようと思っても、口や舌のポジションが正しくなければなかなかうまくいきません。

 lの音がどうしてrのようになってしまうのか、またその反対もあるでしょう。とくに consonant blendという2重3重子音の中に出てくるlとrの区別は難しいと思います。
 crown とclown がただしく区別できるか
 recently や absolutely のlの音がrのようになっていないか
などチェックして見て下さい。


 プロセスとしては、
  1.正しい音の出し方を学ぶ。
    文字と音との関係を学ぶ。

  2.似ている音、紛らわしい音の違いを学びきちんと
    発音し分けることを学ぶ。(聞き分けられる、言い分けられる)

  3.文字を見て音を出すことに慣れたら、今度は音を聞いて
    文字が出てくるようにする。

 1つ例をあげると、インテンシブAをとっている人は「あ〜あの場面かー。」とわかってもらえると思うのですが、

  Nurse Baker が病院内で子供達とcharadesというゲームをしている場面で、彼女がヒントをだすところ。
  ヒントは“No" でした。
  そして子供達の答えは? そう、
   row
go
show
snow
でしたよねー。これなんで?って思った人多かったんじゃないかな。
  これは[ou]という音に対して子供達が反応しているんですよね。
  つまり、フォニックスで音と文字の関係を学んでいる子供達はその音を  聞いただけでどんな文字になるのかが想像できるんです。
  だから、詩を書く時も韻をふめるんですよね〜。

  ちなみに [ou]ときくと ou と書いてしまう人はこの関係を知らない人です。
  
 フォニックスをならった子供達にスペリングクイズを出すと、面白い答えがかえってくることがあります。

  例えば、[pein]と発音してスペリングを書かせると、
   pane
pain
   payn
などが出てくる。これでいいんです。存在するしないは別として、みな[pein] という発音であることはまちがいない。

  みんな サイレントEのルール、2重母音のルールを知っているからこそでてくる答えなんです。
 [k] という音をきけば k c q ck などの文字が頭に浮かぶといった感じでしょうか。

 まず、1文字1文字の音
 そして、その集まりである単語(読み方のルールも含めて)
 それから、文章 (文章におけるいろいろなルール)

というように進んでいくのが自然なのではないでしょうか。


  
posted by Karry at 15:54| Comment(2) | TrackBack(0) | フォニックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

たかが発音、されど発音。。。

よく、発音なんて日本人なんだからカタカナ発音だっていいじゃないかという人いますよねー。

たしかに、ネイティブじゃないんだから、日本人独特のアクセントはあってもいいかもしれません。でも問題は相手にわかってもらえるかどうかじゃないでしょうか。

日本で日本に滞在している欧米人の人たちと話して通じるからといって、アメリカやイギリスへいきなりいって通じるというわけではありません。なぜなら、彼らは日本人の発音になれているから。旅行に行ってあまりにも通じないし聞き取れないんで、愕然としたなんていう話よく聞きます。

もう1つ。発音はリスニングと深〜い関係があります。リスニングが苦手といっている人たちのほとんどが、発音がきちんとできていません。自分でそのように発音できていないために聞き取れないということが往々にしてあるようです。

発音はまず、個々の音を正確に出すことが基本。そしてその上でリズムやイントネーションを学ぶのがベストだとおもいます。


posted by Karry at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | フォニックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。